2016年8月29日月曜日

G-soul アップグレードx8 と スーパージグマンx8 の違い

よつあみ(YGK)の名作PEライン、Gsoul アップグレードx8 と、Gsoul スーパージグマンx8ってのがありますが、どの辺に違いがあるのか実際に使ってみて検証してみました。

まずはお値段

アップグレードx8
新品価格
¥2,580から
(2016/8/26 18:50時点)


スーパージグマンx8
新品価格
¥2,584から
(2016/8/26 18:54時点)


2号200mで比較すると、どちらもアマゾンで2500円前後と、かなりお手頃価格。

釣具屋など実店舗での販売では、例えばブンブンだと3800~4000円と、アマゾンよりかなりお高め。セールなどの状況によりかなり価格に波はありますが、値段は確実にアマゾンが安いです。

そして、スペック的には

アップグレード
原糸:イザナス(ダイニーマ)
カラー:ライムグリーン
コーティング:有り(ロウのようなコーティングですぐ剥がれてなくなる。)
硬さ:最初は硬いが、コーティングが剥がれ落ちると超しなやか。
強度:すごく強い
飛距離:普通

スーパージグマン
原糸:イザナス(ダイニーマ)
カラー:5色マーキング仕様
コーティング:無し
硬さ:シルキーでしなやか
強度:かなり強い
飛距離:かなり飛ぶ


といった感じ。

2号で強度比較すると
・アップグレード:40lb
・スーパージグマン:35lb

強度差は5lbほどで微々たるものですが、実釣ではこの差は大きいのか?
個人的には2号で35lbなら必要十分かと思っています。

で、最大の違いが原糸の編み方。

アップグレードは原糸を束ねただけっぽいです。見た目的にもストレートで、表面にデコボコが一切ないです。
そして、買ってすぐは厚ぼったいロウのようなコーティングに覆われており、使用感としてはモッタリして全然飛びません。(バークレイのファイヤーラインに似ています。)
しばらくはタイト感なくイマイチな感じ。そしてコーティングはすぐに簡単に落ちて無くなり、ガイドに黄緑色のべったりとコーティングがこびり付きます。

しかし!そのコーティングが剥がれ落ちてからが本領発揮。コーティングが取れると原糸がバラける感じがありますが、たぶんこれが最強強度の秘密かと。原糸を編み込んでない分、原糸一本一本への負荷が少なく、単純引っ張り強度が原糸の能力を最大限に引き出しているのだと思います。耐根ズレについても、編み込んだPEより強く感じます。

そして、コーティングが取れた後はとてもしなやかで、飛距離もかなり伸びます。
同じ長さで見た場合、一般的なPEラインより原料(原糸)は少なくて済み、細く、編み込み工程も無い分、製造コストがかなり抑えられていると考えられます。
ただ、このラインをショアジギングなどでしばらく使い続けると、ラインのヨレが発生し、最初のストレートな感じはなくなります。そうなると、見た目にも捻れが確認でき、普通の編み込んだPEラインのような見た目になります。

↓ 写真では分かりにくいですが、上が新品、下が2ヶ月使用後です。


上の新品の方が少し太くてゴワゴワに見えるのはコーティングが残っているから。

下はコーティングが完全に剥がれて痩せて色落ち、さらに捻れてこのような見た目になっています。

この捻れが絡みや飛距離ダウンに直結はしないですが、少し不安になりますね。

そもそも、すぐに取れて無くなるようなコーティングなんて最初から無ければいいのに!
って思いますが、たぶんコーティングがないと、いきなり原糸がバラけて纏まり悪いんでしょうね。
少し使用してコーティングが剥がれ落ちる頃には適度な捻れが出来て纏まりも良くなるのだと思います。

ただ残念な点として、コーティングが完全になくなると、ほんとにしなやかすぎて、糸ふけやエアノットが発生しやすくなります。なので、強風下のショアジギングやラインスラッグを多用するトッププラグのキャスティングゲーム等には不向きかもしれません。

ってことで、このラインは、河口や港湾シーバス、サーフでのフラットフィッシュ、ロックフィッシュゲームなど、比較的スローな釣りに向いていると感じます。


一方でスーパージグマンはというと、WX組という特殊な編み方で、高強度を維持しつつ、原糸がバラけない安定した使用感となっております。

見た目はこんな感じ



原糸を撚り合せた感が見た目にも若干わかりますが、いわゆる編み込み系PEラインの様にゴツゴツはしてません。
とてもシルキーでしなやかですが、今のところエアノットやガイド絡み等は発生したことが無いです。コーティングが剥がれたアップグレードより気持ちハリがあり、とても扱いやすいです。

非常にタイトな感じでスプールへの馴染みがよく、軽いルアーを使ったり、糸ふけを回収しても、ラインが浮いたりしにくく、常にしっかり締まりよくスプールに収まっています。

コーティングはされていないので、新品でも一投目からしっかり飛距離がでます。多少の色落ちはしますが、気になりません。

カラーはマーカー仕様なので、飛距離やヒットポイントを把握しやすいです。




↓ シマノナスキー4000HGにスーパージグマンの2号200mを巻いてみた。




スプールキャパは2号で210mですが、200m巻を下巻き無しで全部巻いて若干足らずな感じ、個人的にはこれくらいが丁度いい感じです。

編み込んでいる分、原糸一本一本への負荷はアップグレードより大きくなるため、強度も少し落ちると考えられますが、十分に強いラインです。その分、原料も多く必要になりますね。



と、そんな感じです。

単純に、アップグレードは港湾シーバス等あまり飛距離を要求されない釣り向け、スーパージグマンはその名の通り、ショアジギングやキャスティング、オフショアジギング向けということで問題ないと思います。

強度優先ならアップグレード

飛距離優先ならスーパージグマン

テンポの早い釣りにはスーパージグマン

根ズレ強度はアップグレードが勝ち

絡み難いのはスーパージグマン

感度は互角

耐久性も互角


ってとこです。

個人的には、すぐに剥がれ落ちるコーティングは無意味に思うし、コーティングがガイドにこびり付いたりするのも嫌なので、コーティング無しですぐに飛距離も出るスーパージグマンx8派ですが、オールラウンドに使い勝手がいいのはアップグレードx8のような気がします。

どちらを使ってもハズレなく、超優秀で信頼できるPEラインです。



4 件のコメント:

  1. ちょうどこの2つで迷っていたので情報すごく参考になりました!ありがとうございました!

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    1. お役に立てて良かったです。でもあまりアテにしないでくださいねwwテキトー人間の戯言ですので~。

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  2. 四国瀬戸内のオッサン2017年1月8日 18:17

    この記事は、とても参考になった!UPグレードをポチってからこの記事見つけたので、届いて巻く時の用途と使うリールを選ぶ参考にさせて頂きます。四国瀬戸内のオッサンより

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    1. コメントありがとうございます!
      PEライン選びは難しいですねー。僕も買ってからどのリールに巻くか決まらないままのPEが何個かあるデス。

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