実はわたくし、地味に株式投資なんかもやっておりまして、今のところ大儲けも大損もしておりませんが、投資は夢があるのでコツコツと続けております。

で、やはり釣り人としては、釣り関連の企業を応援したいなーと思い「釣り」をテーマに銘柄検索をかけてみたのですが、意外と少ないんですよね。

釣り具メーカーのほとんどは未上場企業みたいで、かぶたん等で検索しても全然出てこないんですよね。

ということで、釣りに関連する投資銘柄を探してみましたので、紹介させていただきます。あくまで投資は自己責任ですので、よろしくお願い致します。

釣り具メーカー関連銘柄としてクリーンヒットする上場企業は下記の3社


超有名企業ですね。株価もかなり高値にあります。(21,860円/1株 ※2020/10/5現在)
1単元100株購入となると…、200万円以上必要となりますので、気軽に投資するにはちょっと構えちゃう金額ですね。

グローブライド社は、皆さんご存じダイワです。DAIWAブランドを運営する企業が株式会社グローブライドです。2009年にダイワ精工 から グローブライドに商号変更しております。株価は比較的低位にあり、投資もしやすい銘柄かと思います。(3,195円/1株 ※2020/10/5 現在)
ただ、このグローブライドですが、今年の夏に爆騰しまして、いやぁ、惜しいことしました。1,900円付近で購入を迷っていたのですが、結局買わずに監視銘柄として見ていたのですが、あれよあれよと見る見るうちに上がっていき、結局買うタイミングを逃してしまいました。とはいえ、シマノと比べると比較的低位にあり、まだまだ上値を目指す展開もあり得るので、投資冥利があるかもしれません。

釣人なら聞いたことあるブランドかと思います。フライやバスフィッシングでは有名ですが、ロッドからルアー、ウェアやアクセサリなど釣りやアウトドア関連の人気商品を多く持っています。また、スノーピーク社 と業務提携もしており、共同店舗やECサイトにも力を入れ、オシャレなウエアやバッグなんかも人気です。ティムコの株価はかなり低位にありますので、投資初心者の方でも買いやす価格かと思います。(671円/1株 ※2020/10/5現在)


以上!!


いやいや、これだけってことはないはず!

いくら地味な釣り業界とは言え、投資対象となる上場企業がこれだけってことは無いはず!っということで、色々と思考を巡らせまして、下記の関連企業を見つけました。


アウトドア関連銘柄

オシャレなアウトドアブランドですが、上記でも述べた通り、ティムコ社と業務提携しており、釣り人にも関係が深い企業です。釣り人はキャンプ好きも多く、オシャレで高品質なスノーピークはファミリー層にも人気です。


PEライン(素材)フロロリーダー関連銘柄


上記4社は化学繊維・素材の超大手企業で、我々釣り師にとっては、PEライン、フロロカーボン等でかなりお世話になっている企業です。

東洋紡に関しては、PEラインの主原料となるIZANAS(ダイニーマ)をオランダの
DSM社と共同で開発した企業として有名です。(IZANAS@は東洋紡の登録商標)工場の火災で一時暴落中。

東レは、PEラインやフロロでも有名ですが、最近では、カーボンロッドの強度に革命をもたらす「ナノアロイ」と「トレカ」という製品を開発し、話題になりました。

クレハはシーガーで有名ですね。

ユニチカは個人的にシルバースレッドという格安PEラインでかなりお世話になりました。

上記企業は、釣り具だけでなく、様々な分野の新素材を数多く開発しており、特に今後は航空分野やEV(電気自動車)分野、脱プラスチックなどでも注目を集めております。

どの銘柄も今の株価は比較的低位にありますので、まだまだ投資冥利があるかもしれません。


釣具ネットショップ関連銘柄


旧ムトウという会社で、生協向けカタログ通販、ネット通販、関連子会社(株式会社もしも)でアフィリエイト事業なんかも行なっている会社です。
ここがなぜ釣りに関係しているのかと言うと、皆さんもご存じ釣り具とアウトドア関連のECサイト「ナチュラム」を運営しているのがこのスクロール社なんです。


正確には株式会社ナチュラムの親会社となっています。(ナチュラムは未上場)
他にもファッション系女性向けサイトや防災関連Ecサイトなど、幅広い事業展開で、コロナ禍でも業績好調!
実は、スクロール社については、僕も投資ではかなりお世話になった企業です。今回の上昇で少額投資ですが、短期間でけっこう稼がせていただきました。
ちなみに、株主優待でナチュラムで使えるポイントもらえますよ。
今年の春から現在までで結構上がってしまいましたが、今は800円~900円付近をうろうろしてパワーをためているようにも見えます。株価としては比較的安く、これからまだ成長の余地がある企業として見れば、投資対象として検討の余地もありそうです。

鉛・金属素材関連銘柄


釣りのオモリとして使用される鉛やタングステン等、金属素材の関連銘柄です。
正直なところ、上記の企業が釣具用としての素材を扱っているかは定かではありませんが、金属系素材銘柄は景気に敏感で、底値で買えば上昇も期待できますし、タングステンやその他の超合金は釣具以外にも活躍が期待されますので、今後の注目株として投資冥利があるかもしれません。


船舶関連・魚探関連銘柄


ヤマハ発動機は、皆さんご存じ船外機のトップメーカーです。オフショアフィッシャーマンはすごくお世話になっていることと思います。発祥は楽器のYAMAHAです。また、2輪車では世界大手で、産業用ロボットやトヨタとの提携で注目されていますが、稼ぎ頭は今もマリン系らしいです。

古野電気は、いぶし銀な銘柄ですが、魚群探知機、電子海図など船舶用電子機器の世界大手企業です。無線LANや医療機器、ETC車載器なども手掛け、何かと注目されている企業です。主力の舶用事業は新型コロナで商船・漁船向けともに低迷していたが、2020年10月13日発表の中間決算では好業績を発表しており、今後の株価の上昇も期待できるのではないでしょうか。

海洋土木関連銘柄


その名のとおりテトラポッド(消波ブロック)の設計・開発・販売を行なっている会社で、そのほか、港湾工事や地盤改良なども手掛ける海洋土木のエキスパート企業です。いつも釣り人の足場を支えてくれている企業、魚たちの隠れ家を作ってくれている企業と言うことで紹介させていただきました。業績も悪くなく、今後、洋上風力発電などにも関連してきそう。株価も堅調に上昇しつつありますので、投資先の一つとして検討してみても面白いかもしれません。

機械・釣具パーツ関連銘柄


上記2社はかぶたん等で「釣り具」で検索すると出てくる銘柄です。
特に釣具専門という企業ではないですが、浜井産業はギアなどを製造する機械のメーカーで、日本精密はリールシート等のチタン製のパーツメーカーです。
投資冥利としてはあまり面白くないかもですが、浜井産業は今年の夏に急騰しており、コロナ禍においても比較的業績は好調ですので、投資冥利があるかもしれません。
日本精密は1株90円とかなり低位にあり、1単元100株購入で9000円とかなりお手頃な投資額となっております。ただし、今年は赤字幅が拡大しているようですので、あまりおすすめは出来ませんが、今後の業績回復や売られすぎからの上昇などが期待できると判断される場合は、投資対象としては面白いかもしれません。


以上、釣り関連の投資銘柄をピックアップしてみました。
ここでの紹介は買い推奨ではなく、あくまで釣りに関する銘柄紹介だけですので、繰り返しますが投資の判断は自己責任にてよろしくお願い致します。