クレハの格安フロロ『シーガーではありません!』は使えるか?ついでにリアル FXもインプレ・・・
クレハの激安フロロ、その名も『シーガーではありません!』、これご存知ですか?
クレハ(KUREHA) ライン シーガー ではありません!100m
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なんとアマゾンなら100mで300円台!ナチュラムで400円台、店舗販売価格でも500円を切るお値段デス・・・。安いナイロンラインより安い、安すぎます。
クレハさんの主力商品であるシーガーシリーズの優れた特性を省いてコストを抑え、価格重視で作ったフロロとのこと。
要は、シーガーのように強靭で高品質なフロロじゃないけど、作ろうと思えばこの値段でも十分使えるフロロが作れるってことですよね。
クレハさんにとっては、逆にこれがシーガーの素晴らしさのアピールに繋がり購買意欲を高める戦略なのかもしれません。
安すぎてとても心配になりますが、クレハさんが敢えてこのようなコンセプトでリリースしているので、そんなに粗悪なものではないのだろうと信じて購入してみました。
ラインナップが1号~5号までとなっており、ちょうどシーバスやライトゲーム用に細めのフロロリーダーが欲しかったので3号(12lb)を購入。
本当は2号が良かったけど、シーガーじゃないので少し心配で3号にしました。
超シンプルなフロロライン
シーガーとの違いなんて僕みたいな素人にはわからないデス・・・。
っていうか、普通よりしなやかで少し伸びがあっていい感じ。
結束部の馴染みはすごく良いです。
良く言えば、ナイロンとフロロの中間のような感じ。
悪く言えば硬めのナイロン。
スプールは簡素で糸を留める爪も付いてないです。(現在は糸を止める機能が追加されています/2020年7月追記)
結束部の馴染みはすごく良いです。
良く言えば、ナイロンとフロロの中間のような感じ。
悪く言えば硬めのナイロン。
スプールは簡素で糸を留める爪も付いてないです。(現在は糸を止める機能が追加されています/2020年7月追記)
シーガーではありません!はライン?リーダー?
ところで、これってそもそもライン(道糸)用なのか?リーダー(ハリス)用なのか?
パッケージやメーカーサイトにはどちらとも表記がありませんが、アマゾンにはラインって書いてました。
ラインとしては100mだと物足りない感じですよね。フロロってあまりライン向きじゃないらしいので、リーダーとして使っても問題ないのかな~?
(ある情報源によると、これはライン用とのこと。)
しかし、メインラインとしてこれを使うのには勇気が要りますね・・・。巻き量も100mなので、遠投する様な釣りには使えない。ヤエンなんかには使えそうですが、大イカが来たら100mくらい出される可能性もあるのでちょっと心許ない。それと、クレハさんには失礼かもですが、ライントラブルや高切れなんかも心配だったり・・・。
なので僕はライトゲームや餌釣り用のリーダー(ハリス)として使用します!
単純に引っ張った感じでは強度も十分で、表面はツルツルで安物ナイロンのような凹凸やムラはありません。
何が悪いのかわかりません。というか、クレハさんがわざわざ悪い商品作ってる訳ではないので表現が悪いですね・・・。
流石クレハさん!!って言わないとですね。
いや、本当さすがです。
使ってみてわかったんですが、この『シーガーではありません!』は、クレハ以外の格安フロロに流れてる取りこぼしユーザーをクレハに取り込むための商品って感じじゃないでしょうか。
格安商品でとりこぼしを無くして収益アップ!やっぱ社長さんって賢いデス。
そして
とのこと。
なるほど。
そして、シーガーのPR広告が表記されています。
- フロロの原料や製造工程は「シーガーとは異なる」
- シーガーの強度や質感は期待できない
- メーカーとしては面白くない商品
とのこと。
なるほど。
そして、シーガーのPR広告が表記されています。
釣り具にも考え方が色々あって、高品質で安心を買う高級思考のアングラーもいれば、釣り具なんて消耗品/安い商品で使い捨てタイプのアングラー、そして、どっちつかずの中途半端アングラー(自分はここ)に、単純にビンボーアングラー、などなど。
ま、とはいえ、ラインやリーダー、フックなんかは、一番魚に近いところにあり、釣果に直結する重要なポイントですので、千載一遇のチャンスをモノにするためにもあまりケチらない方が良いと思います。
特に、 海外製の出どころのよくわからない製品や100均のライン/リーダーは使わない方が無難です。
なので、この「シーガーではありません!」なら安くても安心感がありますし、できれば有事のときに備えて、ちゃんとしたシーガーも常備しておくことをおすすめします。
そして、シーガーにも色々種類がありますが、個人的にオススメはこれ!
特に、 海外製の出どころのよくわからない製品や100均のライン/リーダーは使わない方が無難です。
なので、この「シーガーではありません!」なら安くても安心感がありますし、できれば有事のときに備えて、ちゃんとしたシーガーも常備しておくことをおすすめします。
そして、シーガーにも色々種類がありますが、個人的にオススメはこれ!
シーガー リアルFX
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このシーガーリアルFX、フロロとは思えないしなやかさで、シーガーシリーズでは最もしなやかなフロロリーダー。
シーガーと言えば、強度最強のグランドマックスが有名ですが、かなり硬いのが難点。
グランドマックスFXというしなやかバージョンもありますが、まだ硬いです。
シーガー グランドマックスFX
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そして、リアルFXはというと、これはホントしなやかです。
何よりPEとの結束がビシッ!!っと決まります。
潮馴染みも良く感度も良好、食い込みよくてバラシにくい。
↓このスプールがまた超絶に使いやすいのです。
僕は普段、リーダーにはナイロンを使うことも多いのですが、バイトが得られない時や食いの渋い時は、リーダーを細くしてシンペンなんかをナチュラルに潮流に馴染ませながらスローに狙ったりするんです。最近は潮流ドリフト??何て言い方をしますが、僕のはそんなかっこいい釣り方じゃなくて、フカセ釣りをルアー釣りに応用した感じ。
そんな時は、硬いフロロだと潮馴染みが悪く、ルアーにノイズが生じてしまう(ような気がする)んです。
本当は細いナイロンハリスでやりたいけど、強度的に不安。なので、超しなやかなフロロをと探していたらこれに辿り着きました。
しなやかと言ってもナイロンほど柔らかくないですが、ちょうどいい感じに潮に馴染み、釣れる気がしてくるんです。
そして、やはりシーガーは強い!けっこう強気に号数を落としても難なく取れるはずです。
強度と耐摩耗性はグランドマックスには及びませんが、それでも十分強靭です。
ってことで、当然のことですが釣り糸もTPOで使い分けが必要ですね。
『シーガーではありません』が使えるか使えないかと言うと、普通に使えます。漁港やサーフ、オープンウォーターでのライトゲームなんかでは十分すぎるほど使えるんじゃないでしょうか。
その辺の中途半端に高いフロロより全然使えると思います。
ただし、磯からの大物狙いや本気のショアジギ、根ズレが心配なロックフィッシュ等には使わない方が無難かと思います。
と言うか、そもそも大物狙いに使うようなコンセプトでは作られていないでしょうし、太さも5号までなので、あくまでライトゲームやお手軽ターゲット向けのフロロってことでしょう。
逆にセイゴやメッキなんかを狙うのに高級なシーガーのフロロリーダーを使うのは勿体なかったりしますよね。
かと言って、わけのわからないmade ln ○○の海外製フロロや安いだけの粗悪品は使いたくなかったり。
シーガーではありません!、はシーガーじゃないけど、信頼のクレハが作った普通のフロロということで、普通に使って問題ないと思います。
でも、やっぱり勝負時はシーガーですね!
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