ダイワの格安スピニングリール、16クレストってのを購入してみました。
少し前にメジャークラフトのショアジギロッド SPS1002H を元々安いのにさらに格安で手に入れたので、格安ロッドには格安リールをと思い色々と物色していると、ダイワのクレストが目にとまりました。

▼ 関連記事（こっちが絶対オススメ！）

20クレストLTがいいかも！DAIWAの超安価モデル「クレスト」がLTシリーズで登場！軽量・タフ・格安・高性能のオススメリール
クレストは、旧モデルの16クレストの時から飲ませ釣りやライトショアジギングでお世話になっていたのですが、お値段の割に性能がよく、重さと若干非力という点を除いてはあまり不満もなかったリールです。そのクレストがLTモデルとして生まれ変わったとのことで、期待大です！
 

2016年バージョンだから16クレスト 。

すごく安いのにラインナップが豊富で、1000番から最大4000番のハイギア仕様まであります。2000番以上には各サイズにハイギア仕様が用意されています。

僕が欲しかったのは大きくてハイギヤのリールだったので、迷わず4000Hを購入。
ハイギヤと言っても、このサイズで巻き取り量が95cm、ハイギヤって感じでもないか？？

ダイワ(Daiwa) リール 16 クレスト 4000H



ダイワ公サイトよりポイントを要約

  • 軽量＆高剛性の新型ボディ
  • 高剛性アルミマシンカットハンドル と インフィニットストッパーでガタツキの無いシルキーな回転
  • 耐久性に優れたデジギヤII ・ABS II・クロスラップ・ツイストバスターIでライントラブル激減
  • 淡水・海水どちらもOK

とのこと。

で、このクロスラップってのがなかなか良くて、綾巻き方式（クロス）で巻きあげるので、PEラインの食い込みや巻きズレが発生しにくく、トラブル防止と飛距離アップの効果があるようです。

ラインの食い込みが無い分、巻き数が少なくなるかなー？と思いましたが、そうでもなさそう。

で、ハードコアｘ４の３号（300m）を巻いてみました。


ダイワ クレスト


 個人的に、PEをキツキツに巻くのは好きじゃないので、いつも自分でキツすぎないテンションで巻くのですが、それでもスペック通り、だいたい250mきっちり巻けました。
若干、途中ちょっとミスった感ありますが、初回釣行時に引き抵抗重めのルアーをキャストしてゆっくり巻けばいい感じに馴染むはずです。

 お店でキツキツのハイテンションで巻いて貰えば、もう少し巻けそうですが、キツキツに巻くとスプールにラインが食い込んで飛距離伸びないし、意外とトラブルの原因にもなるので個人的に好みではないです。

クレストの各サイズ毎の仕様、詳細は公式サイトでご確認ください。  

で、この余った50m程のラインって何か使い道ないですかね。


デュエル ハードコアX４


ダイワの4000番は、シマノでいうと6000番クラスになりますが、この値段は驚きですね。
店頭では税込7000円程でしたが、アマゾンだとこのお値段（5,000円台／変動あり）・・・。アマゾンの方がかなり安く買えたんですね。同じ金額でリールとPEラインも一緒に買えたなぁ・・・。

まあ、購入前に店頭で触ってみたくて、安いのでそのまま買ってしまったわけで。

触ってみた感じでは、全然悪くなさそう。ハンドルのガタも無いし、回転も滑らか。

メジャークラフトのこのロッドとも相性良さそう◎


メジャークラフト　ソルパラ SPS-1002H



このソルパラシリーズ、一部PEラインに対応していないシリーズもあるのでご注意ください。（シーバス用ロッドなど）
このSPS-1002Hはショアジギ専用のハードロッドでPEライン対応です。 
 

ライントラブルが少ないので初心者にオススメ！


クレストの実釣での使用感としては、思ったより大きかった。でも、サイズ感の割に巻き心地は滑らかで軽い！
ラインの馴染みがとてもよく収まりもいい感じ。
キャスト感は問題なく、今のところエアノットなどトラブルは皆無！そしてよく飛びます。
17ｃｍのダイペンをしっかりぶっ飛ばしてくれて、ラインスラッグを綺麗に回収、いい感じにアクションさせながら巻きあげてくれます。

残念ながらまだ魚は釣れてませんが・・・。

気になる点としては
  • ドラグ力が最大６kgとサイズの割に若干非力。
  • ハンドルのノブがデカくて手の小さい人はちょっと疲れるかも。
  • サイズ感が思ってたよりデカくて番手の割に重く感じる。

いや、重く感じるのはかなりマイナスですかね。
自分が非力なだけで、普通こんなもんかもしれませんが…。

最大ドラグ力については、他の同サイズのリールに比べると非力（シマノのナスキー4000HGで確か９kg）ではありますが、ドラグ６Kgの設定って、マグロなんかのキャスティングでそれくらいに設定するので、普通に使う分には全く問題ないかな？？

ダイワ クレスト、普通に使えるとは思いますが、本気のショアジギングならもう少し格上のシリーズをおすすめします。

ライトショアジギングや飲ませ釣り等には問題なく使えますが、サイズをワンサイズ落として3000番くらいがベストかと思います。

【追記】クレストにもLT（ライト＆タフ）シリーズがリリースされました！

▼ 絶対こっちをオススメします！


そりゃ高価な高性能リールには及ばない部分はありますが、このお値段でこの性能・耐久性、一昔前のタックルを考えればこれで十分に釣りは楽しめると思います。賛否両論ありますが、考え方や楽しみ方は人それぞれなんで色んな考えがあって良いと思います！

弘法筆を選ばず。道具に走らず、上手い人ほど道具を選びませんからね。
※安いリールを酷評して、高いリールを売ろうとする評価サイトにはくれぐれもご注意ください。

ということで、ダイワ クレスト、初心者からベテランまで十分使えるリールです。