所用で広島県~山口県に数日間滞在しましたので、空いた時間に少し足を延ばし、一度行ってみたかった本州の最北西の端、川尻岬まで行ってきました。

自由時間は12時間ほど。同じ山口県内でも滞在場所から高速使って2時間40分・・・。けっこうな距離。往復で約6時間消費するので、実釣時間は6時間ほどです。

真夏はオフシーズン?


事前に県内の釣具店で情報収集しましたが、やはり真夏はオフシーズンとのことで釣り人少なく情報も無いとのこと。

春・秋はヒラマサなど青物の実績も多い場所とのことです。

夜中に高速を走り、現地到着はまだ暗いAM4時。現地のキャンプ場には2つテントが張られています。

この暑い中ご苦労様です。

グーグルマップのキャンプ場の位置間違ってない??


初めて訪れる地磯に暗闇の中渡るのは勇気がいります。

キャンプ場のあたりに車を止めて(有料)、途中までは遊歩道があり比較的アクセスは良いのですが、先端付近になると茂みやアップダウンの激しい岩場が多くなり、慎重に進まないと危険です。蛇やムカデにも高確率で遭遇するので要注意です。しかし、思っていたより足場は悪くなく、駐車場から歩いて15分程で川尻岬の先端にエントリー出来ました。



グーグルマップではこんな感じ。


この沖田食堂のところが駐車場なのですが、キャンプ場の位置はもっと手前です!このグーグルマップ上ではズレてます。実際はキャンプ場も沖田食堂の辺りです。

べた凪すぎる・・・


日本海の果てだけに荒磯を想像しておりましたが、当日はベタベタのベタ凪。穏やかすぎる静かな海。



もちろん貸し切りです。多少荒れてくれないと釣れる気しません。



早速準備を開始し、ファーストキャストする頃には少し空が白み始め、いい雰囲気です。

先ずはトップから。
釣り場を荒らさないよう静かめのルアーから。

まずは、この自作の『ヘコペン』。ヘコヘコ動くのでへコペン。


こんなカラーもございます。



これで水面に静かに引き波を立てながらヘコヘコヘコヘコ・・・。

と、いきなりバシャバシャと激しいチェイスの嵐からのヒット!



ダツ~。



その後、ダツ連発・・・。



こりゃいかん。
ダツの激しいチェイスと鋭い牙でルアーもリーダーもボロボロ。

トップはダツに占拠されているので、重めのシンペンで深場を狙おうとするも・・・



ダツ・・・

着水してフォール中に当たってきます。

メタルジグで希にダツをかわし、底をとれたと思ったら速攻でムツ・・・。

こいつ泳がせたら釣れそうやな~、ダツが・・・。



ヒラマサ現る!


1時間ほどでダツ20匹ほど退治しましたが、ダツの猛攻は収まりません。

どんだけダツ沸いてるんでしょうか。

明るくなてよく見ると、釣られて暴れるダツの後ろから2匹のヒラマサらしき魚影が着いて来てる!

ルアーには先にダツが飛びついてきているだけで、実はヒラマサも居るんだ!

ということで、最近作ったお気に入りのこれ。

TKB-98 弾丸 (タカベ風ルアー)

タカベ風ルアー。『TKB-98 弾丸

98ミリ、40グラムのヘビー級ぶっ飛びシンペンで、沈下速度は早めですが、ゆらゆらと細かくローリングしながら水平フォールし、スローリトリーブでショートピッチのS字蛇行します。

で、一投めのフォール中にいきなりゴゴン!と明らかにダツとは違う強烈なバイト!

とガッツリ合わせを入れて一瞬のされるも、なんとかファイトに入った途端にブチッ…。

ゲゲゲ!

まさかの12号ナイロンリーダーが即切れ。

ああー、ダツの猛攻でリーダーが損傷してたんだぁ~。バカだ~。

どうせダツしか来ないでしょ?って油断してました。

バラしたことよりも、お気に入りのタカベペンシルをソッコーでロストしたことに( i _ i )大泣き。

まだ最終コーティング前の見切り発車デビューだったので悔やまれます。

その後、他のシンペンやダイペンで色々やってみるも・・・

やっぱりダツ。ダツ、ダツ、ダツ。

ああ、もう疲れた。

ダツとはいえ、メーター超えの奴が殆どで結構引くので疲れます。

大切なルアーも傷だらけにされ、唯一無二のタカベペンシルも持って行かれ、水分も尽きてお腹も空いて、今日はもうこれくらいで勘弁しといてやります。


そして、またいつか川尻リベンジします!
タカベペンシルもまた作ります!