久しぶりに京丹後は日本海釣行です。
きっと自分の腕が悪いんでしょうが、最近、和歌山(主に中紀)エリアではあまり良い釣果に恵まれず、アツイ状況に遭遇する機会も少ないので、思い切って丹後の海まで行ってきました。
よく考えてみたら、中紀・南紀に行く時間にプラス1時間程で行けちゃうんですよね~。

断然、日本海の方が魚との距離が近い!?ような気がします。

とはいえ、最近の京丹後周辺の釣果を色々調べましたが、あまり良い情報は出ておらず、期待薄か・・・。


今回も家族総出なので、日中は比較的安全な漁港でやります。
漁港と言っても、どこも潮通し抜群!魚っ気ムンムンで期待大です。

真昼間の13:00頃。晴天ベタ凪の猛暑。
釣り人の姿は少なく、カゴ釣り師がちらほら。
ルアーマンは見える範囲には居ないようです。

地元のおいちゃんいわく、今の時期はルアーには食わんよと。
どうやらオキアミでのカゴ釣りに分があるようです。

こりゃ厳しいか??

ただ、カゴ釣りでは時々ヒラマサ(コマサ)も上がっているとのこと!


漁港に着くなり、目の前で激しいボイル祭りが!
これはヤバイ!!

急いで準備して、ジグやらダイペンやら投げまくりましたが、ジグには完全に無反応。
ダイペンにはチェイスがあるものの、乗り切らずです。

こんな状況なのに周りのカゴ釣り師にもヒットしていないようです。

んーー厳しい。。。

よく見ると足元には大量の豆アジが湧いており、どうやらベイトはこの子達のようです。

なるほど。
よし!これだな!

で、自作の豆アジバイブをキャスト!

少し沈めて中層から表層に向かって超ショートジャークでプルップルップルップルッ・・・ ゴン!

一発でした。

ハマチ50cm
ハマチ 50cm



そして、テキトーにジタバタやってた息子にもヒット!

ダツ100cm
ダツ 100cm

100cm、極太のダツ・・・。7歳男児、よく頑張った!(笑)
先日釣ったダツは唐揚げで最高に旨かったので、息子が釣りあげた記念にこいつもキープです。


その後、至近距離でのボイルは無くなり、遥か沖で時々起きる単発ボイルのみ。
風も吹いてきて豆アジバイブじゃ飛距離的に厳しい。

なので、自作のシンペンにチェンジ。
ボイルがあるので表層を意識してのタダ巻き、高速巻き、ロングジャーク、表層スキップ・・・・色々やるも反応なし。

今度は少し沈めてみる。
底付近から中層にかけて軽いジャーク&フォールを繰り返していると、ゴツン!
かなりデカイのがヒット!
一気に沖に走られ油断してラインが緩んだ途端にフックが外れちゃいました。

残念すぎる~。もっと鬼アワセして強引に巻けばよかった~。

しかし昼間にこの活性なら、夕マズメと明日の朝マズメはもっと期待できるかも!


ということで、子供らも嫁さんも暑さ・体力共に限界っぽいので休憩へ。


で、夕マズメは別のポイント。


チーーーン・・・でした。



次の日。

早朝4時。まだ薄暗いうちから一人、昨日の漁港近くの磯へ。
子供らが起きて暴れだす8時頃までが勝負なのです。

昨日とは違ってかなり風が強く荒れ模様。
間もなく雨が降り出しそうな暗いどんより雲です。
黒くさざ波だった海、この方が大物が出そうな雰囲気はありますが。

先日、気合い入れて作った自作ダイペンでのトップから始めて、シンペン、バイブレーション、ジグと投げ倒しますが、全く気配なし。

ボイルもナブラも鳥山も確認できず。

しばらく海を眺めていると20m程先で極小の小魚が一瞬パラパラっと海面を跳ねました。

何かいるかな??

で、僕の自信作、困った時のヘコペンをキャスト。

海面直下をタダ巻きスローリトリーブ。

ヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコ・・・

ヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコ・・・


ガボッ!!

キター!!これこれ!!


小さいけどよく引く42センチ程のハマチちゃんでした。


締めて絶命させてから写真撮ると、目が怖いですね。
生きているうちに撮った昨日のハマチと美しさが全然違います。


それから、同じパターンで連ちゃんを期待しましたが、その後はノーバイト。
風雨が強くなりAM7時で納竿。

昼間もやりたかったですが大荒れ。
大人しく観光だけして早々に帰路に就きました。

大満足とはいかなかったものの、久々の青物の釣果、息子のダツとのファイト、アツくて楽しい日本海釣行となりました。