サッパ・コノシロパターン専用おねんどジグの作り方とテスト釣行（大阪湾／泉佐野一文字）

魚釣り的にはやはり朝マズメがアツいことはよくわかっていますが、釣り人が多いポイントの場合は、プレッシャーも高くなります。

また、好ポイントは節操なく争奪戦となり、自分の思い通りの釣りが出来ないのもストレスなので、あえて昼間の釣りをメインにしています。

過去の自分の釣果や魚の捕食行動を見ていると、昼間でもナブラが起きることも珍しくないですし、潮の流れやベイトの状況しだいで全然釣れる条件揃うんですよね。

満潮の潮止まり直前や満潮からの下げ始め、干底からの上げ始めなどで、真っ昼間でも急に魚の活性が上がるタイミングがあります。

そんなタイミングを昼マズメと呼びます。

今回メインに使う自作ルアーはコレ

先日、Youtubeにメイキング動画をアップしたおねんどジグです。

サッパ、コノシロパターンを意識したおねんどジグで、大きめのマイワシパターンにもはまると思っています。

実は、この動画の最後にこの日のテスト釣行の動画もありますので、併せてご覧いただければと思います。

このジグ、サイズは大きいのですが、比重はすごく軽く作ってるんです。

120mmで体高もあるので、一般的な鉛のジグなら80g～100gくらいはあるサイズですが、こいつはおねんど製で36gしかないんですよ。

おねんどジグの特性や魅力

おねんどジグは、サイズとウエイトを好みで調整できるのが魅力。

比重を軽めに設定して、鉛やタングステンよりナチュラルに、ストップ＆ゴーなどでの食わせの間で滞空時間を長くできるんです。

もちろん、比重が軽い分、ディープなポイントでの手返しは悪くなりますが、大阪湾のような比較的浅いエリアでは簡単に底を取ることができ、サッパやコノシロなど、ベイトサイズが大きいパターンなどでは、この軽めのジグが重宝します。

そして、36gもあればかなり飛びますし、シンペンやミノーよりも飛距離も出て、手返しもよいわけです。

浅くて大して潮も流れないようなポイントで、普通の大きいジグを使えば魚の警戒心はマックスになりますし、そもそもショアからのキャストやシャクリでは非常に疲れてしまいます。

この軽めのおねんどジグなら、着水もソフトで着水音も優しく、魚に警戒心を与えません。

巻き抵抗も少なく、巻きやシャクリでの疲れもほとんど感じません。

そして、早巻きやワンピッチからの食わせの間でヒラヒラと海中でステイし、青物などの吸い込みバイトにも吸い込まれやすく、ヒット率が上がる、という公算です。

午前中の釣果はイマイチ

船長の情報によると、ここ数日は釣果が落ちており、朝イチ～午前中の釣果はいまひとつとのこと。

あまり期待薄な感じですが、自作のおねんどジグを信じて投げ続けたいと思います。

到着時は満潮の潮止まり。海面も静かでまったりとした空気が流れています。

しかし、内側ではアジがポツポツとコンスタントに釣れており、まあまあ魚っ気はありそうです。

おねんどジグの実力発揮

さっそく新作おねんどジグをセットして初キャスト！

飛距離は問題なし！

着低までの時間も普通のジグよりは遅いですが、その分、フォール中のバイトにも期待しながら着低を待ちます。

アクションは、基本的に早巻きのストップ＆ゴーが相性が良いと思っています。

クルクルクル～...ピタッ、クルクルクル～...ピタッ、の繰り返しです。

そんな感じで数投目…

クルクルクル～...ピタッ、クルクルクル～...ピタッ、ゴン！！

早々にヒット！

キター！！

すんごい元気な魚で、ドラグ出まくりで、自作ルアーでのヒットでもう大興奮！

バラさないよう慎重にやり取りして

小ぶりなハマチゲット

ジグが大きいので魚が小さく見えますが、40センチくらいのハマチです...。

えらい元気でよく引く魚でした。

そのあとすぐに、表層で逃げ惑うベイトの群れを発見！

ベイトが小さそうなので、また別の動画で作ったこのおねんどジグ。

95㎜／30gの使い勝手の良いおねんどジグです。

表層を逃げ惑うベイトを演出して早巻きストップ＆ゴーです。

クルクルクル～...ピタッ、クルクルクル～...ピタッ、ガツ！！

またまたヒットです！

あまり引かない魚、難なく上がってきましたが…。

サゴシ！



いやー、またまた自作ルアーでの釣果でもう今日は満足です。

こちらもYoutubeに別の動画に分けてアップしておりますので、良ければご覧ください。



ついでにチャンネル登録といいねしてくれると泣いて喜びます。

それでは、また会う日まで！

良い釣りを！