いきなり結論ですが、夢の魚が釣れてしまいました!

クロマグロ!


ヨコワ 70cm

マグロといってもヨコワ(クロマグロの幼魚でメジマグロとも呼ばれる)サイズですが、幼魚といっても70センチほどあり、丸々太った弾丸ボディにパワーもあるしですんごい引きでした。

以前、もっと小さいヨコワは釣ったことあるのですが↓↓

ショアジギングで釣れてしまった
ヨコワ 約40cm(ルアー:おねんどジグ


今回のこのサイズは初めてです。

しかも、沖堤防のあるポイントの堤防際で釣れたので、ショアからでも可能性ありですねー。

黒いダイヤモンド


この惚れ惚れする魚体の美しさ、この生命体としてのオーラ、感動しました。

さすが黒いダイヤモンドと言われるだけの美しい輝きです。

しかし、今年はヨコワの釣果をよく見聞きします。

ここ最近の禁漁政策の効果が出ているのでしょうか。

この日は友達のK船長夫妻の船にお邪魔しての釣行だったのですが、実は、こいつがヒットする直前にも、船長の奥さんのTGベイトに強烈な引きの魚がヒットし、油断していたのでソッコーでラインをぶち切られたんですよ。


おそらくそいつもマグロだったと思います。

クロマグロの禁漁・捕獲規制について


残念ながらこの令和5年の法令では、30kg未満のクロマグロ(ヨコワ)は完全禁漁となっているので泣く泣くリリースです。

今年(令和5年)のクロマグロ捕獲規制については以下の通りです。

最新のクロマグロ捕獲規制


・30kg未満のヨコワは全て捕獲禁止
・釣れてしまっても即リリース
・30kg以上は1人1日一匹までキープ可

とのこと。

ただし!

令和5年度のクロマグロ遊漁の規制については、9月~12月の採捕数量が5トンを超えるおそれがあるため、11月4日(土)~12月31日(日)まで採捕禁止となりました。

クロマグロ以外の魚を対象とした釣りをしていて、クロマグロが針にかかった場合は直ちにリリースしてください。

指導に従わない場合等の悪質な違反者に対しては、農林水産省大臣が指導に従うよう命令(裏付け命令)をし、その命令に従わなかった場合、罰則(1年以下の懲役、50万円以下の罰金等)が適用されます。(漁業法第191条) 

引用:水産庁 クロマグロ遊漁の部屋 


 

とのこと。


なので、素人が知らずに釣って持ち帰ったとしても、悪質でなければ軽い指導で済むと思いますが、悪質な場合や指導に従わない場合は、罰則が適用されるという感じですね。

そして、Q&Aを確認すると、事故的に釣れてしまって、例えその時点でダメージが酷く瀕死であったり既に絶命してしまっていてもリリース(海に帰す)してくださいとのこと。

徹底してますね~。

*この規制法令は頻繁に更新されるので、最新の情報は水産庁ホームページ(クロマグロ遊漁の部屋)等でご確認下さい。

いや~、なんか厳しいな~。

普通に釣りのターゲットとして、せめてショアからとか、個人一般の釣り人が釣る(釣れてしまう)分には規制しないでほしいなぁと思いますけどね~。

まあでも、確実にマグロの個体数が増えてるような気がするし、今後、個体数が回復すれば釣りのターゲットとして狙える日も来ることを願います!