実は先日、小学3年生の娘と一緒に「おねんどジグ」を作りまして。

で、それで早く釣りがしたい!と言うので、最近釣果が上がってる近場の泉佐野一文字に行って参りました。


関連記事:おねんどジグの作り方


泉佐野一文字


泉佐野一文字の場所

大阪湾の一文字と言えば、岸和田一文字が有名ですが、実は泉佐野にも一文字があるんですよね。

まあ、大阪湾エリアの主要ポイント(岸和田一文字や貝塚人工島等)で回遊魚の釣果が上がっていれば、ここ泉佐野一文字でも高確率で釣れます。


泉佐野一文字へは葵渡船で


本来は早朝から出陣したかったのですが、この時期の一番船はAM4:00とのことで、ちょっと小娘連れては厳しいかと思い、午後便で渡りゆっくりと夕マズメ狙いです。


渡船は葵渡船さんを利用します。※旧 菊川渡船から名前を変更されたようです。


駐車場は広く、渡船乗り場も駐車場からすぐ目の前なのですごく便利です。

渡船料金も安く、さらに子供は半額、一文字の堤防は広く、足場も抜群にいいのでファミリーフィッシングにもおすすめです。


一文字に渡るまでの段取り

  1. 駐車場に駐車する
  2. すぐ目の前の乗船名簿に記名する
  3. 乗り場に並ぶ
  4. 料金は乗船直前に現金手渡し
  5. 渡船に乗り込み席に座って待つ


駐車場の地図や乗船名簿の場所などは、葵渡船さんのホームページに詳しく載っていますので、そちらをご覧ください。


泉佐野一文字で実績の多いポイント


泉佐野一文字1番~6番
泉佐野一文字の番号とポイント

泉佐野一文字は、上の写真のように1番~6番まで区画分けされており、特に明確な目印が無いと思っていたのですが、ちゃんと区分けされていました↓↓(最近気づいた)

泉佐野一文字の番号

人が少ない時は、渡船に乗る際に何番か聞いてくれるのですが、人が多い時は、ざっくりと1番から6番まで順番に回って降ろしてくれます。(1番・2番 → 3番・4番 → 5番・6番 といった感じです。)


釣果実績としては、1番、4番、6番あたりが多いように感じますが、先端付近や角はいつも釣り人が集中するので、その分釣果も多いのかと思います。


もちろん、先端や角付近は潮通しや流れの変化もあり好ポイントではあると思いますが、実感としては釣れる時は全体的に釣果が上がっているので、混みあっているときに無理に人気のポイントに割り込んだり、必死こいて場所取りする必要はないと思っています。


2番辺りから1番方向を見て撮影した写真



2番辺りから4番方向に向いて撮影した写真



水深や地形から見る泉佐野一文字のポイント


泉佐野一文字の水深と地形
出典:みんなの海図

一文字周辺の水深はかなり浅く、上の海図を見ても10m無いくらい。平均7~9mで、40gのジグだと5~7カウントくらいかと。ショアジギポイントとしてはちょっと物足りない水深です。

こう見ると、やはり4番辺りの角 と 北の先端(1番)、あと 南の先端(6番)も面白そうですが、地形的には特段大きな変化はなさそうです。


それと、海図的には内側の方が浅くなっているのですが、実際に釣りをしてみると内側の方が外側より少し深くなっているように感じます。(明らかにジグの着底が遅いです。)


航路で底が掘られているのか、意外と内側の方が水深や地形の変化を感じ、探り甲斐があります。


海底は全体的にフラットな感じで根がかりはほぼしないです。


今回は午後便で渡ったので、全体的に空いており、どこにでも入れる状況でしたが、娘が主役なので2番辺りの内側メインとしました。


泉佐野一文字で狙える魚


基本的には、葵渡船さんのホームページで直近の釣果をチェックして釣れてる魚を狙うのですが、ショアジギングでは青物全般(ハマチ・メジロ・ブリ、サワラ・サゴシ 等)と太刀魚がメインターゲットとなります。

太刀魚は年によってムラがあり、今年は釣果が少ないようです。

大阪湾でベイトとなるアジ、イワシ、サバなどがサビキで釣れているときは、ショアジギングでの釣果も多く上がります。

また、秋口から初冬にかけて飲ませ釣りでヒラメの釣果も多く、専門に狙う人も増えています。ヒラメを狙う際は遠投は不要で、堤防寄りの駆け上がりや堤防際の捨て石付近を狙うと確率が上がります。

その他、餌釣りではチヌやスズキはもちろん、冬の投げ釣りでカレイ、堤防際でメバルやガシラ等の根魚も狙えます。ただし、海底に変化が乏しいため、根魚は少ない印象です。


当日の釣果


先に結果からお伝えしますと、今回は娘がやりましたよ!

実は、あまり釣れる気がしなかったのでGoproも回しておらず、娘の接待でガシラでも釣ってもらって楽しんでもらえたら良し!くらいの気持ちだったんですが…

結果、ドン!!




娘が自分で作ったおねんどジグで釣り上げました!

と言っても、キャストはお父ちゃん、シャクリ始めもお父ちゃん、最初の3シャクリくらいでガツガツとチェイスを感じたので、これは釣れる!と確信し、すぐに娘にバトンタッチ!

娘がロッドを握った時には既にヒットしていたわけですが、よく見たらダイソーロッドにダイソーリールww

そしてルアーは、娘自作のおねんどジグ!


いけるか!?


慌てて嫁と2人でスマホで撮影開始し、手に汗握る思いで見守りつつ、何とか釣りあげることに成功しました!

↓ 短編動画ですが、ぜひご覧いただければ幸いです。


戦う小さな釣りガール/自作のおねんどジグとダイソータックルで青物ファイト




泉佐野一文字の総評とおすすめルアー等


泉佐野一文字の良いところ


  1. 渡船で5分~10分以内で到着
  2. 葵渡船さんの駐車場が広い
  3. 駐車場から渡船乗り場まですぐ
  4. 渡船料金2000円と安い(子供は半額)
  5. 葵渡船の船長さん優しい
  6. 広くて足場が良い
  7. 内向きも外向きも潮通しが良い
  8. シーズン中でもあまり混雑しない

などなど


泉佐野一文字のイマイチなところ


  1. 釣果は回遊しだい
  2. 水深が浅い
  3. 海底に変化が乏しい
    → だからこそ一文字周辺にベイトが溜まる!?


泉佐野一文字でおすすめのルアー


泉佐野一文字でのショアジギングでは、全体的に浅い上に意外と青物が堤防際を回遊していることも多いので、ジグを遠投してボトムからしゃくり上げて狙うよりも、ミノーやバイブレーション等の巻物で手返し良く、堤防直下まで丁寧に探る方が釣果が上がりやすいと思います。 

 ↓このGコントロールは、当日これでテンポよく釣られている方がいましたので、私も早速購入しました(笑)



大阪湾では定番のセットアッパー!



バイブレーションはこれ!エビりにくくて初心者の方にもおすすめです。



ジグならこれ!ただ巻きで釣れます!



といった感じで、ここ泉佐野一文字は、大阪湾に青物が回遊しているときはかなり良いポイントですので、ぜひ皆さんも一度足を運んでみてください。


特にお子様連れやファミリーフィッシングにオススメです。