再び蛇の鼻|中紀の一級地磯で過酷なショアジギング
先日、惨敗した日の岬の蛇ノ鼻に再挑戦してきました。
今回は二人で!やっぱ友達いると心強いですね。こんな釣りに付き合ってくれる釣りバカはほんと貴重です。
前回はまだ涼しい時期でしたが、今回は7月の猛暑日。過酷です。
早朝からかなり蒸し風呂状態。
自分は日焼けに弱いので、タイツにラッシュにドライパーカーを羽織って完全防備のフルタイムサウナ状態です。
まだ薄暗い早朝から出発。
ライジャケ着て45Lのリュック背負って、中には凍らせたペットボトル3本に保冷バッグ(保冷剤2個)、最小限の釣り道具に、ショアジギロッド2本、先端に降りるためのハシゴも担いで歩くこと25分。
ようやく蛇の鼻の先端まで到着です。
途中まで比較的フラットですが、道のりは長く、かなり険しいゴロタやアップダウンの激しい岩場もあり、けっこうハードなので、初めて行く人は完全装備で覚悟して行ってください。
この日は闇夜の大潮で、潮的には良さそうなんですが、ほぼ無風のベタ凪。
波気なく、サラシも無し。
が、少し沖には複雑に入り乱れる潮目が一面に広がり、雰囲気はいい感じ。
空が白み始めたころからキャスト開始。
自作のダイペンで誘い出しまくりますが、反応なし。
今度はシンペン。
水面下で高速巻きやジャーク&フォールを繰り返していると、ゴンと何かが当たるも乗らず。
今度は表層をデッドスローに引くと、水面がモコモコパシャッ!
乗らずです。
難しい~。
次は、重めのシンペン。
この子、けっこうバイトが多いんです。塗装は雑ですがアクションが良いのです。また、貼ってあるオーロラフィルムが食い気を誘うのかもしれません。115mmで45gとヘビーですが、太めで水平フォールでユラユラとゆっくりローリングフォールします。
この子をフルキャストしてラインを張らず緩めず潮目の中に漂わせてみます。
イメージではフラフラと潮上を向いてゆっくり沈みながら漂っている感じ。
ドリフトするほど潮は流れてません。
大潮の割にあまり潮は動かずです。
そのまま相方とベシャッていると、突然ガツン!とひったくるバイト!
けっこう深めのレンジでのヒットです。
強烈な引き!
と思ったらなんか軽い??小物??
いや、反転してこっちに向かって突進しとる!ライン巻き取りが追いつかない!バラしたかな?っと思いきや今度は底に向かって突っ込む!突っ込む!突っ込む!
アカン!
手前に横たわる背にラインがスレてるーーーー!
あーー!アキマセン!!
ラインを送ろうとリールのベールを起こそうとした瞬間、パスン…。
あっけなく持って行かれました。
くぅーーー悔しい!!
油断してた~。
何だったんだろうか。
けっこう下に突っ込む感じは、ハマチやメジロではなさそうな。
カンパチとか?マダイ??
ひょっとしてヒラマサ??
お気に入りのシンペンも持って行かれてしばらく放心・・・してる場合じゃない!
すぐに別のシンペンで同じパターンで試みるもバイトなし。
というか、同じパターンを作りだせない。
さっきは完全に気抜いて油断してたので、レンジがどれくらいだったのか、どの程度流していたのかも思い出せず。
きっとあの気の抜き加減がいいのでしょう。
どうしても意識してやると余計なアクションや巻き取りをしてしまい、レンジも合わず、ルアーにノイズも伝わってしまうんだと思います。
その後、一度だけ少し離れたドシャローエリアでシイラらしき激しいボイルが起きるもチャンスを掴めず。
投げたルアーに驚いて飛び跳ねるペンペンシイラが確認できました。
そして、日が完全に登って潮はド干潮。体力的にも限界でストップフィッシングです。
今回は干満差が最大となる月齢0の大潮。日の岬の先端ですから激流を想像しておりましたが、あまり潮は動かず、さらに風も波もない超ベタ凪。もう少し波気があれば魚の活性も高まったに違いない…。
あぁ、また行かねばなりません・・・。
帰りに近くの漁港で夏の可愛い高級魚、タカベを沢山釣って帰りました。
タカベ旨い!!
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