この夏、大阪湾近海は青物が多いみたいですね。あちこちで好釣果が上がっております。
昨年の秋から今年の春頃までは、加太エリアでブリ・メジロフィーバーが長く続きました。ベイトが豊富で、マイワシやアジ、サバもたくさん入ってます。

その恩恵なのか、昨年のブリが産卵したのか?わからないですが、加太のフィーバーが去った頃から、大阪湾周辺ではモジャコ・ツバスが大量発生。
我々もツバスちゃんにはかなり遊んでもらいました。

今なら加太の大波止や岸和田一文字、貝塚人工島など、主要な青物ポイントなら高確率で青物に出会えます。

子供でもルアーで青物が狙って釣れる!


今年なら息子にもショアジギングで青物釣れるかも!?
ルアーで青物釣る楽しさを味わえるかも!?

ってことで、息子を連れてショアジギ一本、加太の大波止と岸和田一文字に行って参りました。


最初は加太の大波止へ

残念なから、加太ではお父ちゃんにしか釣れませんでした。周りでも釣果が少なく、厳しい状況でした。
やはり潮の流れが速く、子供には外向きでは難しかったので、内向きでやりました。

実はこの釣行の少し前に、友人と大人釣行をしたのですが、その日は大爆釣だったのです。

加太で爆釣したツバス・ハマチ


その時の仕掛けなんですが、ルアーから30cm程上のリーダー上に5cm~10cmの短いエダスを結び、チヌ針付けて2.5インチくらいのワームをチョン掛けするというコスい仕掛け...(笑)

ショアジギエダス仕掛け

ショアジギエダス


ルアーはジグとかシンペンとかミノー、バイブレーションなど何でもOK。
よく飛ぶルアーがいいと思います。
僕は自作のシンペンとかおねんどジグにこだわってやってますが。

エダスの太さですが、基本はリーダーと合わせます。
リーダーより細いエダスにすると張りがなく、絡みやすくなります。

また、エダスに結ぶ針は、軽めのものがおすすめ。カン付きチヌ針の3~5号くらいが良いと思います。
フックが重たいと絡みやすくなるので、リーダーの太さに合わせると良いと思います。
ターゲットがメジロクラスなど大きい場合は、8号~10号くらいのリーダーでフックサイズも大きくしても良いです。ただし、ワームはベイトサイズに合わせるのが基本ですので、フックとワームのバランスが悪くならないように注意が必要です。

※基本はライトショアジギングですので、あまりヘビーなタックルには向きません。40gくらいまでのジグとのバランスが良いと思います。

ワームのおすすめは、コアマンのミニカリ



これ、めっちゃ釣れるんですよ。
ジグとワームと両方に(一度に2匹)ヒットすることも多々あり楽しいですよー。
クネクネ動いてジグサビキより全然反応いいです。

早巻きすると、下のメインルアーが上のワームを追いかけてるようにも見えて、フィッシュイーターの捕食スイッチを入れてくれるのかもです。
ミノーやバイブレーションのアクションが、上のワームにも伝わって、いい感じにアクションします。

小型青物、ソーダガツオ、アジ、カマス、メバル、シーバスなど何でもよく反応してくれます。

エダス釣法、枝ジギの詳細はこちら▼

岸和田一文字でリベンジ!

その後リベンジで、別日の早朝から岸和田一文字へ。
ここは、親子セットで2500円で渡してくれるんですよ。良心的!

一番船で渡りましたが、臨時便が先に出たと...。ってことは、結果2番船ですよね...。

しばらく気配なく、釣れる気がしなかったのですが、午前7時頃、ようやく飲ませアングラーが飲ませでツバスをゲット。
そして、お父ちゃんのジグにもヒット!

そこから時合いに突入したのか、息子のやる気もスイッチオン!怒濤のシャクリで大爆釣を見せてくれました。




けっこういいサイズも混じります。

子供もダイソージグでハマチ





キャストやシャクリも様になっており、飛距離は出ないものの、しっかり底をとって、着低後すぐに高速シャクリ、フォール、高速シャクリの繰り返し。
加太と違って底も取りやすいようで、テンポよくキャスト、シャクリを繰り返していました。

ワンピッチのような、ジャカジャカ巻きのような、荒々しいただ巻きって感じ。ロッドティップを下に向けていい感じにヒュンヒュン巻いてます。

正直、周りの大人より釣ってました。
もちろんお父ちゃんより釣ってます。
おじさんやお兄さんが、僕どーやって釣ってるのー?って聞きに来るくらい。

3時間ほどで息子一人で8本くらい、いや、小さくてリリースしたりバラシもあり、実質2桁は釣ってます。

お陰でお父ちゃんは現場でツバス捌き業務に専念でき、帰ってからすごく楽でした。

ツバス調理



使用ルアーはダイソーのジグロック、ブルピン28gがメイン。
もちろんリアフックは交換し、アシストフックも付けてます。
リアフックはこだわりのシングルフック二本掛け。

ダイソージグロック

このセッティング、オススメです。
明らかにフッキングが良くなり、バラシも減ります。
フォール姿勢も良くなりますよ。


周りのお兄さんも真似してジグロック投げてるんですが、なかなかヒットせず。

何が違うんやろ??ってなってました(笑)
正直、ルアーはサイズ以外は関係無いような気がします。
同じサイズ感でキラキラしてれば何でも釣れたと思います。

ダイソージグは塗装も弱いし、輝きも弱いので、ちゃんとしたジグの方が釣れると思います。

それと、最近のお気に入りジグは「ジーク Rサーディン」

ジーク Rサーディン ハガレシルバー
ジーク Rサーディン ハガレシルバー



Amazonの写真見るとフック付いてないのか?と思いましたが、アシストフックもリアフックもちゃんと着いてます。
箱が妙にカッコイイんですが、ここに金かけずにその分安くしてほしいっす。

ゆーても、かなり安価に販売されているんですが、これ、悔しいほど良く釣れます。
グラム、サイズの割に薄っペラい形状で、水中でペラペラキラキラ、アピール力抜群です。
見た目もリアルで、カタクタイワシパターンにはハマると思います。
特にツバスなどの小型青物、ソーダガツオとかに最適です。
アクション、輝き、飛距離も完璧。塗装がすごく強いのも売りのようです。
ただ、目玉が取れやすいみたいです...。僕のは今のところ取れてませんが。
サイズは30g、カラーは、ハガレシルバー、カタクチ、キャンディがオススメ。


タックルデータ(息子)

  • 8ft安物ライトシーバスロッド
  • シマノサハラC3000H
  • PEライン 1.5号
  • リーダー ナイロン3号
  • ルアー ダイソージグロック28g


もしかすると、リーダーの差?

息子のナイロンリーダー3号が柔らかくてしなやかなアクションを生み、ツバスに見切られにくかったのかも??

ちなみに、お父ちゃんはフロロの5号でした。

どんな釣りでもリーダー(ハリス)は細い方が釣果が上がりますからね!

それと、下向きの軽いシャクリが水切り音が少なく、魚が散らないのかも??

真相は不明ですが、間違いなくその日の岸一MVPは息子でした!

色んな人に声かけてもらって楽しい釣行となりました。