和歌山市の沖堤防「水軒一文字」への行き方やポイント/LSJでメタボリックな高級魚!
紀北の沖堤防でツバスや40cm超えの真鯖が釣れているようで、ライトショアジギングが楽しそう!ってことで、今回は友人と2人で行ってきました。
紀北で沖堤防と言えば水軒一文字
和歌山市内のまともな沖堤防って水軒一文字くらいでしょうか。他にも雑賀崎一文字ってのがありますが、あまり情報がなく私はまだ行ったことないです。
水軒は渡船屋さんが積極的に情報発信しており、釣果情報も毎日更新されております。でも、その割にそんなに混雑もしないので、けっこうお気に入りのポイントです。
水軒一文字へは水軒渡船(すいけんとせん)
水軒一文字には水軒渡船さんが渡してくれます。
朝の4時半~5時頃に一番船が出ます。
予約は必要なく、先着順で乗船手続きを行います。(但し、すごく釣れている時期等は、駐車場の関係で早々に受付終了となり締め切りとなる場合もあります。)
乗船所では、元気で楽しい女将さんが現場を仕切っており、待ち時間に釣果やポイントのことなど質問すれば色々と教えてくれます。
渡船の乗船時間は10分ほど。すぐに一文字に到着します。
水軒一文字には新波止と旧波止がある
新波止(沖寄り)と旧波止(陸寄り)があるのですが、今回は新波止の方に渡してもらいました。
ちなみに、新波止の方が沖側にあってすごく良さげなのですが、外向きテトラは大きすぎて乗れません。なので、新波止の場合は、堤防内向きでの釣りがメインとなります。
旧波止はテトラが比較的小さいのでテトラに乗って外向きも狙えるのですが、それでもやはりテトラは危ないので、水軒一文字でショアジギングするなら新波止がオススメです。
そして、思ったより広大で長い堤防で、テトラ以外の足場は抜群です。
長い堤防にも実績ポイントがあり、アジは新波止の5番と3番がいいとか、青物なら新の2番とか旧の7番とか…。
上の図のようにエリア区分されており(確か4番は無い)、自分も詳細はよく分かりませんが、詳しくは女将さんいに聞いてみましょう。
水軒一文字のポイントと水深や地形について
出典:みんなの海図 |
海図を見る限り、水深は10m~15m前後と言ったところでしょうか。
特に目立った地形の変化はなく、根がかりもほとんどしないフラットな海底かと思います。
しかし、不思議なことに、アジが釣れるポイントは決まっていたり、青物の釣果が良く上がる場所も決まっていたりします。特にアジはポイントが外れると周りは爆釣していても自分だけ全く釣れないことも多いです。(詳しくは乗船時に女将さんに聞いてみましょう。)
河口に位置する水軒一文字
水軒一文字は、紀ノ川の河口沖に位置するため、常に少し濁りがあり、ベイトも豊富で魚種も豊富です。
特に、カゴ釣りでのデカアジ釣りは有名で、年中尺超えのアジが釣れています。
釣り客の大半はカゴ釣り師で、アジやチヌ、マダイ等を狙っているようです。
我々はライトショアジギングで青物を狙いです。
時合悪し
どうやら今日は時合が悪いようで、カゴ釣りでもあまり釣れていません。
アジがポツポツ上がっている程度で、連日釣れていた大サバは全く釣れていないようです。
とそんな中、近くのベテランカゴ釣り師が大きくロッドを曲げています!
そして、上がってきたのはなんと70cm近いマダイ!
タモ入れ手伝いついでに写真も撮らせていただきました(笑)
いいな~。こんなん居てるんですね~。
よし、今日は青物望み薄なので、マダイ狙いに切り替えます!
高比重タングステンのジグで底狙い
なんとなくマダイは底の方を泳いでいそうなイメージなので、タイトに底を探るべくTGをチョイス。
ラスパティーンTG60g(イワシカラー)
これにこのブレードつけてます。
このブレードですが、ブルピン+グローストライプで、おまけにくるくる回って光と波動で誘って、もうこれだけでも釣れそうな気がする…。
しかし、TGって小さいのにすごく重くて、普通に考えたら本物のベイトととは全然違う比重なんですが、これで釣れるから不思議です。
軽くキャストして底付近をギリ着底させない感じでチョンチョンとタイトにネチネチ探っていると
ドン!!
いきなり強烈なバイト!
結構な重量感なので慎重にやり取り。堤防際で抵抗しなかなか上がってきません。
先日、お試しで購入した格安ロッド、プロマリン トリックハンターSJがぶち曲がります!
▼関連記事マダイのような叩く引きではないし、
エイのスレとか?
ボラのスレとか?
もしかして、ヒラメとか!?
正体はアコウ(キジハタ)!
なんと、ナイスサイズのジャンボなアコウが上がってきました!
51㎝の超メタボリックな高級アコウです。
これは嬉しい!!
腹パンパンで脂のってそう♪
以前にもここ水軒一文字で35cmくらいのアコウを釣ったことがあるのですが、どうやらこの周辺はアコウが多いように思います。
たぶんですが、人が入れないテトラ帯とか遊漁船でも近づけないポイントが多いので、適度に抜かれることなく一定数の個体数が維持されているのだと思います。
アコウで50アップはなかなかお目にかかれないので超嬉しいです。
ラスパティーンTG、いい仕事してくれました。このカタクチイワシなフォルムが好きで気に入ってます。
▼こっちのカラーもオススメ
ちなみにこの後、友人にも良型のアコウがヒット!40センチくらいで、これまたタングステンのTGベイト。
やはりTGがいいのでしょうか?
そして、私の方は、調子に乗ってテトラ際をTGで攻めてソッコー根がかりしてロストしました…泣
アコウがこれだけ釣れるのであれば、ワームなどで専門的に狙っても良さそうなんですが、現地で聞いたお話しでは、ここではワームなどでアコウを狙ってもあまりヒットは期待できないようで、狙って釣ると釣れないとのこと。ショアジギングの外道か飲ませ釣りでヒットすることが多いそうです。
特に、堤防から10m以内の手前や旧波止のテトラ際などで、足元までジグやバイブレーションで丁寧に探るとヒットすることが多いそうです。
同日に、別の方も良型アコウを釣られており、その方はビックバッカーバイブレーションでテトラ際でヒットとのことでした。
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