最近、和歌山の中紀エリアの情報があまりなく、状況が気になったので調査がてら行ってきました。

日高港からスタート


朝マズメ、とりあえず日高川河口にある日高港/塩屋漁港あたりを探索。ここは、去年の夏にシオやハマチやカマスがよく釣れ楽しませてくれました。

ベイトが溜まってればワンチャン可能性ありなんですが...。

小雨降るなか、けっこうな釣り人が居ますが、何か釣れているのか??

皆さん投げサビキでアジを狙っているとのことで、オニアジとマルアジ、マアジも混じりながらポツポツ釣れているとのこと。オニアジが邪魔でマアジがなかなか釣れないそうです。

オニアジは血合が多くあまり好まれないみたいですね。

でも、どのアジもいいサイズばかりで、尺超えもけっこう釣れてました。

試しに小さいメタルジグで狙ってみましたが、オニアジとガシラがヒットしただけで、ルアーへの反応は悪かったです。

雨が降っていたので写真撮れませんでしたが、オニアジはゼイゴが大きくて硬く、ヌメリがあまり無かったです。コノシロとアジの合の子みたいな感じがしました。

とりあえず日高港はベイトっ気なく、あまりいい雰囲気ではなかったので、早々に移動しました。

雨雲から逃げて北上、そしていつもの衣奈へ


煙樹ケ浜も気になりましたが、雨が酷くなりアウト。

雨雲レーダーを見ると北寄りは雨が降ってないみたいで、とりあえず北上しながら、結局いつもの衣奈漁港へ。

予想はしていましたが、衣奈らしいベターっとした海面で冴えない雰囲気...。釣り人も少なく、釣れてる気配は無し。

サビキ釣りしてる人にも何も掛かってません。

こりゃダメだな~。

青物はまず期待出来なさそうなので、ライトゲームでデイメバルでも狙ってみようと、1gのジグヘッド+シラス系ワームを堤防際の表層を泳がせると、、、コンと何かのバイトあり!

よく見ると、シラスの群れが表層を泳いでおり、その下に手のひらサイズの魚影の群れが活発に着いて回ってました。

ライトゲームで小鯛狙い


最初はメバルかと思いましたが、ピンク色の魚体が見え、チャリコと判明・・・。

そして、僕の大好きなタカベも一緒に泳いでいます!

チャリコはジグヘッドでも食ってくるのですが、さすがにタカベには見切られて食ってきません。

なので、小さいアジ針に落ちてるオキアミ着けて海中漂わせたら何とか一匹だけ釣れました(笑)

タカベはかなり賢い魚で、オキアミを一口サイズにして綺麗に針を隠し、ノーシンカーフカセで潮に自然に馴染ませてようやく食ってくれる感じです。

ちょっと地味過ぎてしんどいので、チャリコ狙いに変更!

これがなかなか楽しくて、シラスの群れを追いかけながら群れの中を通せば即ヒットします。あまり引きは強くないですが、けっこう肥えた個体も多く、塩焼きか干物にしたら旨そうだなーと思い、お持ち帰りすることにしました。

衣奈で釣ったチダイ(チャリコ)
衣奈のチダイ(チャリコ)


最初はマダイの子かと思いましたが、どうやらチダイの子のようです。
チダイチャリコ、美味しいのかなー?

でも、見た目がすごく綺麗で、癒されます。
チダイはマダイよりピンクが鮮やかで綺麗です。
とりあえず手のひら大の食べれそうなサイズだけ数匹持って帰りました。

小鯛(チダイ)の干物は絶品!


今回は小さいのですべて干物にしてみたのですが、これが正解!かなり旨かったです!
脂・旨味が凝縮されており、カマスなんかにも似た味で、家族にも好評♪
小骨も気にせずバリバリ食べれました。

チャリコの干物
チダイの干物


干物の簡単な作り方


  1. ウロコを取り、背開きまたは腹開きにして、内臓・エラ・血合いなど取り除き綺麗に洗う。
  2. 海水くらいの塩水に2~3時間漬けた後、水分を拭き取る。
  3. バットに網を引いた上に並べ、(追加で軽く粗塩を振ってもOK)、ラップはせずに冷蔵庫で一晩寝かせる。(干物ネットがある場合は、ベランダ等で一夜干しに)
  4. 翌朝、冷蔵庫から出して、これで完成でもいいのですが、追加で屋外(ベランダでOK)で半日ほど干すとさらに美味しくなります。(夏場は陰干し、冬場は天日に当てる方が美味しくなると思います。)


この冬、あまり釣りものが少ない中、チャリコ釣りもけっこう楽しめますよー。
皆さんも是非お試しください!